水産研究・教育機構 は 水産庁 の委託を受け、国際漁業資源の適切な管理が実現されるよう、資源調査を行うとともに国際的に実施される資源評価等に対応しています。これらについて広く理解を得るために、その現況を取りまとめ、「国際漁業資源の現況」として公表しております。ここでは、「国際漁業資源の現況」の利用方法等について説明します。
「国際漁業資源の現況」は、平成13年度より作成を開始し、その後、評価対象種数や記述内容の充実を図りながら、毎年の公表を続けているところです。最新の令和5年度版では、79の魚種(系群)の資源評価に加え、12の総説によって調査の取り組み等について記述しております(内容は、特に断りのない限り令和6年1月1日時点の情報)。資源評価は、資源管理において適切と考えられる水域区分別に行っております。
平成14年度からは、記述を簡単にまとめた要約版も作成しております。本体(詳細版)は、水産資源の分析についての専門的な記述となっておりますので、一般の方はまず要約版をご覧下さい。要約版におきましては、詳細版の内容を「関係国際機関」、「生物学的特性」、「漁業の特徴」、「漁獲の動向」等について簡潔にまとめ、1魚種当たり原則2頁以内にまとめております。
各魚種の記事は下記のような構成になっております。
令和5年度から、要約表における資源水準・資源動向の扱いを変更しました。詳しくは、こちらをご覧下さい。
平成14年度からは、記述を簡単にまとめた要約版も作成しております。本体(詳細版)は、水産資源の分析についての専門的な記述となっておりますので、一般の方はまず要約版をご覧下さい。要約版におきましては、詳細版の内容を「関係国際機関」、「生物学的特性」、「漁業の特徴」、「漁獲の動向」等について簡潔にまとめ、1魚種当たり原則2頁以内にまとめております。
各魚種の記事は下記のような構成になっております。
令和5年度から、要約表における資源水準・資源動向の扱いを変更しました。詳しくは、こちらをご覧下さい。
詳細版の内容
管理・関係機関 | 資源管理・資源評価等を行っている機関 |
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最近の動き | 最近の資源関係の動向など |
利用・用途 | 本資源の利用方法、加工方法 |
漁業の概要 | 各魚種を対象とした漁業の歴史、主な漁法、漁業国、漁獲量等 |
生物学的特性 | 最大体長・体重((おおよその)最大値(極限値)目安)、寿命、性成熟年齢、分布域、生殖期・生殖場、索餌期・索餌場、食性、捕食者、成長曲線等 |
資源状態 | 資源量、資源の動向、近年の加入量等、国際的に合意されているものはその記述を、合意のないものについては日本の科学的見解を記述 |
管理方策 | 国際漁業管理機関等における現在の管理体制、管理方策等、国際的に合意されているものはその記述を、合意のないものについては日本の管理方策に関する見解を記述 |
要約表 |
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執筆者 | 詳細版原稿執筆担当者 |
参考文献 | 詳細版の参考文献 |
要約版の内容
管理・関係機関 | 資源管理・資源評価等を行っている機関 |
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生物学的特性 | 最大体長・体重((おおよその)最大値(極限値)目安)、寿命、性成熟年齢、分布域、生殖期・生殖場、索餌期・索餌場、食性、捕食者 |
利用・用途 | 本資源の利用方法、加工方法 |
漁業の特徴 | 各魚種を対象とした漁業の歴史、主な漁法等 |
漁獲の動向 | 漁獲の動向 |
資源状態 | 資源量、資源の動向、近年の加入量等、国際的に合意されているものはその記述を、合意のないものについては日本の科学的見解を記述 |
管理方策 | 国際漁業管理機関等における現在の管理体制、管理方策等、国際的に合意されているものはその記述を、合意のないものについては日本の管理方策に関する見解を記述 |
要約表 |
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